インスリン少年物語 「アルツハイマー病は、3型糖尿病?」の探求(2)
皆さまお元気かしら?アネゴです。
さて、今日は昨日の続きよ!
アルツハイマー病は3型糖尿病か?
という話題を正しく理解するためには、
インスリンの働きを
しっかり押さえることが必要よ!
てな訳で、今日は
インスリン少年の物語よ!
===はじまり===
ある村に、インスリンという少年がいたわ!
インスリン少年は、すい臓家の息子よ!
その村には、甘くて栄養になる
糖分川が流れているわ。
村の人々は糖分川の栄養で
暮らしていたんだけど、
その川が、時々洪水を起こすから
村はベトベトになってしまう水害に
悩まされていたの。
そこで、すい臓家は代々、
糖分川の氾濫から村を守るために
水量の観測をしていたのよ!
川が溢れそうになると、
村のみんなにお願いして、
水門を開いて川の水を流したり
水量を調節してもらうのが
インスリン少年の仕事よ!
でもね、あんまり頻繁に
川が増水するものだから、
村の人も、水位の管理に
疲れてきちゃったのよ。
もういいよ、疲れた!キリがないじゃない!!
ヾ(。`Д´。)ノ村の人はご立腹よ!
インスリン少年が
どんなにお願いしても
みんなお仕事を
してくれなくなっちゃたの!!
糖分川の水位は
高いのが当たり前になっちゃったわ。
だからインスリン少年が
「糖分川が溢れるぞ~!!」
って村のみんなに教えても、いちいち
反応してくれなくなっちゃったのよ。
そんなある日、
ついに川が氾濫しちゃったわ!!
まぁ、いつものことだから
大丈夫だろうって村人が油断していたら、
糖分が押し寄せて、あっという間に
村がベトベトの糖分まみれになってしまったわ!
そして、いつしかその村は
糖尿病村と呼ばれるようになったのよ!
===おわり===
糖分川の水位が高いことが
当たり前になっちゃって
インスリン少年のお願いを
聞いてくれなくなった現象、
これを「インスリン抵抗性」っていうわ!
覚えておいてちょうだい!!
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インスリンが
血糖値を下げるしくみ
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どうやってインスリンが
血糖値を下げるかと言うと、
筋肉や肝臓、脂肪などに、お願いして
糖分を取り込んで、貯蔵してもらうからなの。
そのお陰で、血液中の糖分が低下するのよ!
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インスリン抵抗性は、
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インスリンがすい臓から分泌されても、
臓器がインスリンに反応しなくなって
働いてくれなくなることをいうわ!
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インスリン抵抗性と血糖値
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インスリン抵抗性があると、
臓器が糖分を貯蔵してくれなくなるから
血液中に糖分が常に溢れた状態になる(高血糖)のよ!
これが2型糖尿病の一種よ!
2型糖尿病には、他にも種類があるけど
ここでは、インスリン抵抗性が大事だから
他は飛ばしちゃうわね!( ̄ー☆
インスリン抵抗性については、
ここまでよ!
次回は、脳とインスリンの関係を
探求してみようと思うわ!
明日も元気に過ごしましょ!
今日も最後までお読みくださり
本当にありがとうございました!