腸腰筋の素性を明かすわ！（１）

今日は、小腹が空いた気がして

インスタントラーメンを食べたのが

いけなかったのかしら？

猛烈な眠気に襲われています。

頭が働かないわ。

アネゴです、皆さまお元気かしら？

あら、じい、どうしたの？

え？そうなの？

皆さま、ごめんなさいね。

もう月からお迎えが来る時間なんですって！

もう！早く言ってよ、じい！！:*:・(￣∀￣)・:*:

そんな訳で、

もう行かなくてはならないわ！

ホーホッホッ！(￣∀￣)

ドス！ドス！ボゴッ！

うぅ～、すみません。

はい、やります。

きょ、今日は、

腸腰筋（ちょうようきん）の

素性を明かすんだったわね。

そうそう、忘れてたわ。

じい、ちょっとみなを待たせといてちょうだい。

始めるわね。

まず、腸腰筋（ちょうようきん）なんて

一言で言われてますけどね、

２人組みなんですからね！

腸骨筋（ちょうこつきん）＋大腰筋（だいようきん）

↓

腸腰筋（ちょうようきん）

ま、でも合わせて呼んでも全く問題ないわ。

両方とも同じ働きをしているからよ。

腸腰筋は、どんな働きしているのかしら？

そうね、ざっくり言っちゃうと

太腿と腰を近づける動きよ！

例えば、立った状態で

腿上げをする時の動きを、

股関節の屈曲っていうわ。

この時、上半身は動かさずに

太腿だけを前に上げるわよね。

腰が固定されているときは、

太腿を引き寄せる働きをみせるわ。

逆に、腹筋運動をするとき、

脚を固定して上半身を起こすと、

骨盤の方が太腿に近づくわよね。

大腿が固定されている時は、

腰（骨盤＋腰椎）を引き寄せる働きをするのよ！

どっちを固定するかで、腰を引き寄せるのか

太ももを引き寄せるのかが変わるだけよ！

腸腰筋って、

腰、骨盤、大腿骨をつなぐ筋肉なのよ。

体の軸を支える大切な筋肉ね。

要（かなめ）っていう言葉は、

最も大事なところって意味よね。

何かを固定するための楔的な意味もあるわね。

腰は体の上半身と下半身をつなぐ要よね。

腰をやられると全体に影響が出るし、

体の要でもあるわね！

そんな大事な腰を支えている筋肉の一つが

腸腰筋よ！

ここが弱っていると、

太腿が上がりにくいから、

階段を上がるのが大変だったり、

歩いていてもつまずいて転びやすくなるわ。

それから、座っている姿勢も

腰がだらんと曲がって猫背になりやすいわね。

背筋を伸ばすって、

腰が伸びてこそよね！

股関節の屈曲に働く筋肉は、

他にもたくさんあるけど、

腸腰筋が、特に大切なのは、

体の軸を支える働きがあるからなのよ！

もちろん、骨盤にも付いている筋肉だから

骨盤のゆがみにも関係してくるわ。

普段から、なるべく

階段を使いましょ！

じい、お待たせ！

じ、じい？それなんか違うわよ・・・

今日も最後まで読んでくださって

本当にありがとうございました！