下層アストラル界の旅
ある時、夢で下層アストラル界へ旅をしました。
そこは、一言で言い表すと
魑魅魍魎と言われるような存在がひしめきあっていました。
あちこちでそれぞれが好き勝手に奇声をあげて、
それはもう、おどろおどろしい感じです。
たじろぎながらも、どうしようか考えていると
コミュニケーションが全く不可能だと感じました。
何を言っても通じないという感じです。
みんなそれぞれの奇声をあげています。
無秩序です。どろんどろんの世界です。
私は、そこで選択を迫られました。
ここにいる存在が、次の成長段階へいけるように手助けするのか?
何が最善なのか…
仮に手助けするならば、
私の魂は永遠にそこに留まらなければならないだろう・・・
と感じました。
しかも、永遠に留まっても、効果は全くと言っていいほどない。
そこの世界は永遠になくなりようもなく果てしない。
その世界に関わることは、
あり地獄の中に身をおくような感じがしました。
これが私の魂の目的なのか?すべきことなのか?
それらは一瞬の内にシュミレーションされました。
そして到底無理なことがよく分かりました。
私はそこに留まり続けることは出来ないと感じました。
そこにいる存在それぞれが
自ら成長を選ぶ以外どうしようもないと悟りました。
私は、この旅から自分に出来ることの限界を知りました。
そして自分は何をすべきなのか…
一見、助けたほうがよいのでは…と感じる存在に対して
私が助けなければ!とか、助けてあげたい!とか
なんでもかんでも手を差し伸べて救おうとすることは、
自分の無知や傲慢さからくることが分かりました。
助けてあげたいと思っても
自分にそんな力がないこともままあるのです。
むしろ自分のこと、自分の人生に対して
もっと取りくむ必要があると感じました。
私自身が成長することが、
最も誰かや何かの役に立つのだという大事な教訓です。
これは、決して自分勝手や利己的に生きるという意味ではありません。
いつもいつも自分を犠牲にしない大切さに気づいたのです。
私がどこかに留まることは、
その分宇宙の成長を
留まらせていることにつながるのではないでしょうか。
たった一滴の水でも、成長するならば
それが塵も積もって・・・
というように、意味のあることなんだと感じました。
まずは自分を磨くこと。
自分の課題から目をそらさないこと。逃げないこと。
私は、知れば知るほど、気づけば気づくほど、
スピリットの世界を思い出せば出すほど、
謙虚にならざるを得ないと感じました。
私が取りくむべきは、他の人ではなくて
自分の中にあるのだと感じました。
God's Light !!! / ChR!s H@rR!0t