腕シンケイソーまとめ~首の神経と肩の筋肉の関係を探求するわ!(9)
皆さまお元気かしら?アネゴです。
さて、長らく続いた腕神経叢の探求。
ここらでひとまずまとめてみるわ!
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腕神経叢とは
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首~肩~腕~手が
お互いに連携するための連絡網。
腕神経叢を川に例えると、
その源流は、頚椎から出た
5本の神経(C5~T1)から始まるわ!
下流も5本の神経だけど、
源流と下流は、内容が全然違うわ!
それは、腕神経叢でお互いに
ネットワークを形成したからね!
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腕神経叢と肩甲骨
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腕神経叢からは、肩や肩甲骨を
動かす神経も出ているわ。
肩甲骨を動かす筋肉は5つあるけど、
そのうち4つが腕神経叢出身よ!
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腕神経叢と肩
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肩を動かす筋肉は11個あるわ。
それらも腕神経叢出身よ!
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腕神経叢と腕の屈筋群
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腕の屈筋群は、
腕神経叢下流の5本の内、
3本が担当しているわ!
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腕神経叢と腕の伸筋群
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腕の伸筋群は、
腕神経叢下流の5本のうち
1本の神経が担当よ!
その1本とは橈骨神経(とうこつしんけい)よ!
橈骨神経は、二の腕の裏側を通ることと、
太くて、上腕骨(二の腕の骨)に
接しているのが特徴よ!
そのせいで、長時間の圧迫に弱いわ!
腕枕とか、
うたた寝とかで、二の腕を長時間
圧迫しちゃうと、橈骨神経がシビレたり
麻痺しちゃうことがあるから気をつけてね!
ちなみに、橈骨神経麻痺は、
首とは関係なく起きる末梢神経障害よ!
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首の神経と腕神経叢
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これまでの探求で、
首から出ている神経は、
肩甲骨、肩、腕、手の
全部に関わっていることが分かったわ!
C5~T1のどれかに何らかの
不具合があると、その神経が
担当している場所にも、影響が出る
可能性があるわね。
どんな影響があるのかしら?
肩や上肢に見られる症状の一例としては、
・しびれ
・痛み
・肩や首のコリ
・重だるさ
・筋力の低下
・疲労感
・動かしにくさ
・麻痺
・冷える感じ
・感覚の異常など
神経の働きが上手くいかなくなって
いろいろな不調が現れる可能性があるけど
上記のような症状が代表的な感じよ!
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まとめ
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首の神経って本当に大事よね!
●首の神経を傷めないためにも
同じ姿勢をずっと続けないようにしましょ!
デスクワークとかで、うつむく姿勢が多い人は、
頭の重さを支えるために首や肩がとっても
頑張っているわ!
20~30分に一度は、軽く
体を動かしてリセットするようにしましょ!
●つい、ゴキゴキ鳴らしちゃう人は、ちょっと我慢よ!
骨格を整えるプロのサポートを得ましょ!
●ラジオ体操のように、首を動かす体操を
日々の習慣にしましょ!
高齢者の場合、首の柔軟性は、
転倒予防にも役立つわ!
●余裕があったら、首の筋肉を
トレーニングしましょ!
筋肉は心強い天然のサポーターよ!
●不調の時は、無理しないでね。
病院をはじめ、各種セラピーの助けもかりましょ。
おウチでは、ゆったり入浴したり、
ホットパックで温めるのも楽になるわ!
ゆるいストレッチで体をほぐしたり
ビタミンやミネラルなどの栄養も摂りましょ!
●でも結局は、首だけじゃなくて、
全身の身体の使い方を見直しましょ!
無くて七癖よ!私たちは知らず知らず
偏った身体の使い方が習慣になっているわ!
日常生活の動作は、ちりも積もって山となるから
誰にとっても大切な取り組みよね!
では、ビューティフルサンデー!!ヾ(*´∀`*)ノ
今日も最後までお読みくださり
本当にありがとうございました!