腕を曲げる筋とワンシンケイソー!~首の神経と肩の筋肉の関係を探求するわ!(6)
皆さまお元気かしら?アネゴです。
朝晩だいぶ涼しくなったわね!
さて、今日は、腕を曲げる筋肉と
腕神経叢の関係を探求してみるわ!
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曲げる筋肉、すなわち屈筋とは
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筋肉を働きによって分けると
5種類になるわ!
1.屈筋(くっきん)
2.伸筋(しんきん)
3.内転筋(ないてんきん)
4.外転筋(がいてんきん)
5.回旋筋(かいせんきん)
その中でも今回探求する屈筋(くっきん)は、
漢字のイメージから、関節を屈曲させる筋肉
なんだろうなということが分かるわね!
関節によっては、どっちが”曲げる”で
どっちが”伸ばす”なのか分かりにくい所もあるけど、
とっても分かりやすいのが、膝や肘よね!!
肘(膝)を曲げろと言われれば、
迷うことなく動かせるわよね!?
曲げる時に、関節の骨と骨を近づける
働きをする筋肉が屈筋よ!
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腕の屈筋群(くっきんぐん)
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屈筋群は、ある部分の屈筋たちを
まとめて呼ぶときに使うわ!
さてと、腕の筋肉の中で
屈筋に分類されるのはどこら辺の筋肉かしら?
ざっくり見てみましょ!
腕を普通にだらんとした状態で、
腕を手のひら側と手の甲側に
分けてみましょ!
次に手のひら側に関節を曲げてみましょ!
そうよ!これが腕の屈筋群よ!
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腕神経叢(わんしんけいそう)と
腕の屈筋
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首から出た神経が、腕神経叢で
いろいろミックスされた後、
腕の屈筋群にどう関わっていくのかしら?
腕神経叢の下流の5本のうち
3本が屈筋群に関わっているわ!
(図の薄い点線は伸筋群などに関わっている神経)
上腕(肘から上)の屈筋群は、
C5、C6が担当していて、
前腕(肘から下)の屈筋群は、
C5~T1が担当していて、
手の屈筋群は、
C8、T1が担当しているわ!
まぁ~なんだか複雑でよく分からないけど、
普段、何気なく使っている腕も、
各関節を曲げる角度や、
力の入れ具合なんかを
神経が互いに連絡しあって、
絶妙に調整してくれているのが
想像できるわね!( ̄□ ̄;)!!
コップをつかんでお茶を飲むときも、
誰かを抱きしめるときも、
腕神経叢のお陰さまさまで、
各筋肉が連携して動けるってわけね!
南無~(-∧-)
次回は伸筋との関係も探求してみようと思うわ。
今日も最後までお読みくださり
本当にありがとうございました!