バタフライ姉さんを中心に回るのは地球・・・じゃなくて頭蓋!
皆さまお元気かしら?アネゴです。
ちょっと間が空いちゃったけど、今回は
「脳は自ら整体するか?」シリーズの続き。
咬む力と頭蓋骨の関係を
とある論文をもとに探求します。
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~慰霊~
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この所、いろんな合間をぬって
とある論文を読んでいました。
その論文の受付は、
昭和47年4月になっているから
けっこう古い論文です。
とても参考になる論文ですが、
動物を使った実験が含まれていましたので
動物の魂に慰霊の祈りを捧げます。
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どんな研究か?
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【参考文献】
石田晃:咬合力・咀嚼力および矯正力に対する
頭蓋の力学的反応機構に関する実験的研究,
歯基礎誌,14:323-341,1972.
この研究では、主に
以下のようなことを調べているようです。
・咬む力は頭蓋骨にどう影響するか?
・咀嚼運動は頭蓋骨にどう影響するか?
・矯正力は頭蓋骨にどう影響するか?
・咬筋および側頭筋を電気刺激した時はどうか?
・咬筋および側頭筋を切断した時はどうか?
これらを犬で実験し、得られた結果を
ヒトの頭蓋と比較検討した研究です。
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この論文の結論から学んでみた
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※私は口腔領域は素人です。
私の解釈が間違っている可能性もあるので
鵜呑みにしないよう、ご注意ください。
論文の中の6つの結論の内、まず1つ目。
まず、咬んだり、咀嚼したりするとき、
咬む力が上アゴ方向に加わる(図の赤線)。
そして、咀嚼筋によって、頭蓋は
下に引っ張られる!(図の青線)
この2方向の力によって
私たちの頭蓋骨は、
蝶形骨を中心に回転するそうよ!
(ピンクと水色の線)
※バタフライ姉さんが誰だか分からない方は
過去記事をご覧ください。
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バタフライ姉さんの
バランス力がすごい件!
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この研究結果によると、
私たちが咬んだり、咀嚼したりするときに
頭蓋骨に生じる2つの力。
顔面部は上に!頭部は下に!
この2つの力のバランスを取っているのはどこか?
そうです!それが!
我らがバタフライ姉さんなんです!
(蝶形骨)
姉さんすごいよ~!。゚(゚´Д`゚)゚。
一杯ちょうだい!
ところで、
もしも、蝶形骨の動きが悪いと
どうなると思う?
頭蓋骨に加わる力の
バランスが取れなくなるわよね。
あとは、力が分散しない分、
変なところに負担がかかりそうよね!
ほっておいたら、歪んだり、
どっかが痛くなったりしそうだわ!
蝶形骨がちゃんと機能するって大事ね。
口と鼻のロルフィングは、
蝶形骨の動きも解放してくれると思うのよ!
本当にやっておいてよかったわ!
勇気がいるけど、もしもロルフィングを
受ける機会があったらおススメよ!
他にも、
右だけとか左だけとか
偏った咬み方をしていたら、
頭蓋骨に加わる力も左右差が生じるわよね。
それが長期間続いたら・・・
顔のゆがみとかにもつながりそうよ!
バランスよくアゴを使うのも大事ね!
"Slide8por" by Anatomist90 - Own work. Licensed under CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons - http://commons.wikimedia.org/wiki/File:Slide8por.JPG#/media/File:Slide8por.JPG
今日も最後までお読みくださり
本当にありがとうございました!