セルライト(5)治療原則の探求よ!
皆さまお元気かしら?アネゴです。
10月→充月(充分に満ち足りた月)に
したいわね!
さて、セルライトシリーズだけど
今日は、治療の原則が
提案されているわ!
一緒に見てみましょ!
まずは今までの簡単なおさらいよ!
セルライトは、どう発生するのか
調べた研究によると、
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浮腫
↓
リンパ管で運ばれるはずの物質が
皮膚や皮下組織に蓄積
↓
更に浮腫みを引き起こし、
線維を増やす(いわゆるコラーゲン)
↓
セルライトになっていく
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ということが分かったわ。
そしてこの研究では、
10日間毎日4時間の集中治療を
行ったの。
その結果腹部または大腿部のサイズが
10cmもサイズダウンしたんですって!
という訳で今日は、その続きよ!
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題名「Physiopathological Hypothesis of Cellulite」
(セルライトの生理病理学的仮説)より。
・この治療の結果は、
この研究結果を確かめたいという
学生達によって一貫して証明された。
・患者の選択、
セルライトの正確な診断、
技術の正確さが、
治療の成功に 絶対に欠かせない要因である。
・なぜかと言うと、例えば
肥満に対して、
この技術を使いたくなる学生が多かったが、
治療効果が得られなかった。
肥満のケースでは、
特発性・周期性浮腫の存在も
一つの要因であった。
《特発性浮腫:特別な原因がなく起こる浮腫み
周期性浮腫:朝は良くて、夕方になると浮腫むなど》
・これらのケースでは、
浮腫が最初にケアされるべきだったが、
それをせずに治療技術を用いたのが
失敗の原因と思われる。
・浮腫、肥満、セルライト
(局所の皮膚のリンパうっ滞)
が関係している場合、
浮腫を最初にコントロールすべき。
さもないと、治療が成功しがたくなる。
・治療の成功は、正しい診断と
正しい処置があってこそ成り立つ。
つづく。
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という訳で、
浮腫み、肥満、セルライトという
トリプル状態の場合は、
まず浮腫みのコントロールからはじめないと
セルライト治療の効果があがらないと
いう訳ね!
これは勉強になったわ!
体質の改善からやらないと
セルライトってなかなか退治できないのね!
考えてみたら理にかなっているわね。
いくらセルライトの治療をしても、
原因の浮腫みが改善していなければ、
物質の蓄積→セルライトの発生の
サイクルがそのままですものね!
いたちごっこってやつだわ!
浮腫まないライフスタイルが大事ね!
こういったライフスタイルの提案は、
セラピストである我々も大きく
貢献できそうよね!
今日も最後までお読みくださり
本当にありがとうございました!